給湯器は、家庭のエネルギー消費量の約3割を占める、最大のエネルギー消費源。

このため、給湯器の高効率化はエネルギーコスト上昇への対策として有効です。

消費者に対して、家庭でのエネルギー消費量を削減するために必要な高効率給湯器の導入に係る費用を補助。

さらに、昨今、再エネ拡大に伴う出力制御対策や寒冷地において高額な光熱費の要因となっている設備を一新する必要性が高まっているため、これらに資する対策を重点的に措置する。

2024年は給湯省エネ事業の予算総額580億円!!

既存賃貸住宅事業の予算も総額185億円!!

 

給湯省エネ事業も住宅省エネ2024キャンペーンの1つとして継続が決定し、詳細も順次公開されてきたので、補助額や詳細をまとめてみました。

 

全体の概要は下記のとおりです。

※2023年12月現時点の情報です。最新の詳細は公式HP等でご確認ください。

 

 

 

【補助対象：新築住宅および既存住宅もOK！】

①新築注文住宅(1年以内に建築された住居)に、対象機器を購入し、設置する方法

②対象機器が設置された新築分譲住宅を購入する方法

③リフォーム時に、対象機器を購入し、設置する方法

④既存給湯機から対象機器への交換設置をする条件とする既存住宅を購入する方法

 

 

・住宅を所有する個人またはその家族

・住宅を所有し、賃貸にともする賃貸に共にする個人または法人

・賃借人

・共同住宅等の管理組合・管理組合法人

 

 

【1戸当たりの補助対象設備の台数制限】

設備	戸建	共同住宅等
①高効率給湯器の設置	2台以内	1台以内
②電気温水器の撤去	①と同じ
③蓄熱暖房機の撤去	2台以内	2台以内

 

 

【対象機器】

高効率給湯器(ヒートポンプ給湯機、ハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池)が対象。

※省エネ法に基づくトップランナー制度における省エネ基準を満たすものつに限る。

※機器・性能毎に一定額を補助。

※高効率給湯器の導入と併せて蓄熱暖房機または電気温水器を撤去する場合、合算補助。

 

 

 

 

 

補助額

8万円/台～

 

エネルギー源

ガス

 

特徴

圧縮すると電気上昇し膨張すると温度が下がる、気体の性質を利用して熱を移動させるヒートポンプの原理を用いてお湯を沸かし、タンクに備えるもの。

 

 

 

補助額

10万円/台～

 

エネルギー源

電気+ガス

 

特徴

ヒートポンプ給湯器とガス給湯器を組み合わせせてお湯をつくり、タンクに蓄えるもの。2つの熱源を用いることで、より高効率な給湯が可能に。

 

 

補助額

18万円/台～

 

エネルギー源

ガス

 

特徴

都市ガスやLPガス等から作った水素と空気中の酸素の化学反応により発電するとともに、発電の際の排熱を利用してお湯を沸かし、タンクに備えるもの。

 

 

それぞれの給湯器の種類と機種によって

補助額が変わってきます。

さらに、今回は導入と併せて撤去する場合に

補助が加算されます。

 

ヒートポンプ給湯機(エコキュート)
基本額	8万円
A	10万円
B	12万円
A ＆ B	13万円

ハイブリッド給湯機
基本額	10万円
A or B	13万円
A & B	15万円

家庭用燃料電池(エネファーム)
基本額	18万円
C	20万円

A：昼間の余剰再エネ電気を活用でき、インターネット接続可能な機種

B：補助要件下限の機種と比べて、5％以上CO2排出量が少ない機種

C：レジリエンス機能が強化された機種

※各補助額は1台につき

 

 

 

高効率給湯器導入と併せて蓄熱暖房機または電気温水器を撤去する場合

エコキュート交換のための撤去は対応していません。

	蓄熱暖房機	電気温水器
加算額	10万円/台 (上限2台まで)	5万円/台 (上限2台まで)

この加算措置予算は40億円を目途に終了となるようです。

 

 

 

 

 

3万円の「子育てエコホーム支援」の補助金か

10万円の「給湯省エネ補助金」かのどちらかを選ぶ形になります。

10万円のほうは電気温水器からの交換だと＋５万で、加算措置もあり最大15万になります。
エコキュート交換専用の補助金です。

 

１つ目の3万円の「子育てエコホーム補助金」では
エコキュート交換だけでは使えず、
手すり設置やいろいろなリフォームを合わせて５万円の補助対象にする必要があります。

給湯効率が3.0以上あれば対象になり、いわゆる普通のエコキュートです。

 

2つ目は10万円の「給湯省エネ補助金」。
エコキュートの交換だけで補助金はでる制度です。
しかし年間給湯効率3.5の、値段の高いエコキュートが対象です。

 

普通の安いエコキュートは3.3がほとんどです、
つまり10万円の補助金を得ることはできませんが
3万円の補助金は大丈夫です。

10万の補助金がもらえるエコキュートと
3万の補助金のエコキュートは少し値段が違います。
10万はパナソニックのＳシリーズ

3万はパナソニックＮＳシリーズといった具合になりそうです。

 

１５万円の補助金が出る、高効率、給湯器省エネ事業は
年間、給湯効率が3.5以上の給湯器(エコキュート)
これは値段の高いエコキュートになります。

最先端のエコキュートにするメリットは、
明日の天気を予想してお湯の沸かす量をかえてくれます、
年間で数千円ほど普通のエコキュートより電気代が安くなるそうです。

とても燃費のよいエコキュートです。

 

値段は高くなりますが

それだけ便利で燃費も良いです(∩´∀｀)∩

 

 

 

 

 

ガスと電気を両方使える

「ハイブリッド給湯器」も補助金が出ます。

ハイブリッド給湯器とは
エコキュートの形をしながら
ガス給湯器が基本です。

ガスでお湯を使っているときに、
ついでに電気をつくっておけるので、
その力でタンクにお湯をためておくのです。

つまり、タダでタンクにお湯をためておけます、
これだとガス代が半分で済みます。

電気は消費しません。
なので電気代が高くなっているいま、
とても注目されているのが「ハイブリッド給湯器」です。

 

今までのガス代が５０％オフになる「ハイブリッド給湯器」は

補助金が13万円、
電気温水器からの交換ならプラス5万円です。

 

「ガスで調理をしたい」「乾燥機が欲しい」「現在もガス管が入っている」こういう方には
エコキュートではなく「ハイブリッド給湯器」がおすすめです。

リンナイのエコワン、
ノーリツのココア、などの機種があります。

契約：2023年11月10日以降の契約

交付申請期間：R6年3月下旬から遅くともR6年12月31日まで(予定)

 

またリフォームセンター・浜松は事業者登録を済ませていますので、いつでも補助金工事の施工が可能です。

 

 

 

前年度に比べると補助額のアップがさらなる注目を浴びている給湯省エネ事業。

お湯が出ないと意外と大変！！

壊れてから慌てて交換することの多かった給湯機ですが

この補助金対応で対応年数が来たら

しっかりと考えておくことができるようになりましたよね。

 

オール電化が主流になっている昨今

電気代の高騰により、ガス機器の導入や

高効率で節約になる機種の導入も

必要となってきました。

 

とはいったものの、「国の補助金の申請作業って難しそう」「補助金はおりにくいのかな」などと不安に思うこともあると思いますが、リフォームセンター・浜松にお任せください(^o^)丿

面倒な申請作業は事業者登録を済ませているリフォームセンター・浜松が行います。２０２３年度の申請は初めてだったのでわからないことも多くありましたが、継続が決定し、申請内容も少し負担が減りそうなので、２０２４年度の補助金対応も問題なく行えそうです！

 

ご相談・お見積りはリフォームセンター・浜松にお任せください♪